富塚の屋 - TOMIZUKA NO YA | Architecture | 中村弘道・都市建築計画設計研究所

高窓から差し込む
陽の移ろいを楽しむ

光と影の織りなす季節の変化は生活に季節感をはぐくみ、快適な居場所をつくる。可変する暮らしの中に、いつまでも新鮮に心地よい気持ちでいられる空間をつくる。
街との景観を大切に

ガレージを覆う浴室の外壁の張り出しはピアノの形態を連想する。
前面道路に沿った外部空間は塀と植栽の陰影をつくり出し、街との繋がりを意識した、品格のある景観を生んでいる。
人の動きと合わせた柔らかな室内の流れをつくる

緩やかな外壁の曲面は室内の個室-祖父の部屋-とダイニングの繋がりを滑らかにする。
開放的な浴室

外壁の張り出しは近隣の視線をさえぎり、浴槽からは遠くの緑を眺め、癒しの開放感にひたる。
曲面の屋根の
切り込み楕円形の
光のシャワー

家の中心に置かれた「光庭」。１階のトップライトにも光が注ぎ各部屋にあふれる光のシャワーを浴びせる。
個室はピアノと
フルートの練習をかねる

敷地の段差を活用した半防音の音楽練習室。
夜間は欄間から街に光がこぼれる。

「塀と植栽の光の陰影がとても素敵で、主人と感心して帰って来ました。」・・・ＡＦさん

「なかなか暮らしてみると、そこまで計算して設計されているかと驚くところがいくつかあり、総合的にすばらしいい建物となっている事、感謝してます。大きく見ると、この建物の外観は、才能あふれる設計者のものだと一目でわかり、始めてみる人を振り返らせる。」・・・ＡＫさん